在宅医療とは
「医療を受けたいが、通院することが難しい」
「住み慣れた家で、いつまでも過ごしたいが、家族に迷惑がかからないか心配である」
「夜間・休日の急変時に、対応してくれるか不安がある」
このような患者さん・ご家族にたいして、その想いを受け止め、支援するため、揖斐郡内の医療関係者、介護サービス事業所、行政が協力して「揖斐郡地域在宅医療連携推進協議会」を立ち上げました。
この地域では、医師・訪問看護師による定期的な訪問診療や病状悪化時の24時間対応、さらに歯科医師や薬剤師による訪問、そして訪問介護士による療養のお手伝いなどが、システムとして整備されつつあります。
また、施設への入所、短期間の宿泊、日帰りの滞在など、介護サービスを利用することで、自宅での生活と施設利用を組み合わせながら、患者さんとご家族をサポートする体制も整っています。
現在揖斐郡内には、2つの病院、32の医科診療所、27の歯科診療所、29の薬局、5つの訪問看護ステーション、さらに介護施設が100以上設立されており、「揖斐郡地域在宅医療連携協議会」には、このうちの多くの施設が参加し、互いに連携しています。
住み慣れた家、地域でいつまでも暮らし続けたいと願っておられる地域の皆様の、少しでもお役に立てればと思っております。